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「遊びの質」を高める園文化の生成過程に関する研究(2018~2023年3月)

本研究は、科学研究費補助金(基盤C)「遊びの質を高める園文化に関するエスノメソドロジー研究」の助成を受けています

 

園内研修使用 資料

教師主導の園から、遊び中心の園へ転換を目指すH園の5年間を追う研究をする中で、園内研修講師としてかかわってきました。2019年以降、どのような研修を行ってきたか、まとめています。参考になることがあれば、幸いです。

①2019年度

4月  保育の理想像を共有しよう(資料非公開)
 

7月  実践研で困っていることを相談しよう
 外部の保育事例検討会に参加し、様々な園の先生からアドバイスを受けた時のワークシートです。シンプルなものですが、それぞれの困難について自由に話すことができました。

 ワークシート

 


8月  困っていることを話し合おう!~製作コーナーの環境や保育者の動きについて悩んでる人はどこだ~
 7月の園内研修で、製作コーナーの使い方について悩む保育者が多かったので、製作コーナーを中心に日々の保育の様子や、アドバイスを受けたいことについて語り合える研修を行いました。

​ 研修内容​ 
 ワークシート


・10月  幼児理解を少しだけステップアップ!10days週案を楽しく書こう~明日が楽しみだ!~

 日々の遊びの中での経験が、様々な形で次に繋がっていくことを願い、子どもの姿の繋がりや環境構成のアイデアを発想しやすくなる10days週案に挑戦する研修を行いました。トピックウェブ、マンダラートなどの発想法も学びました。その後、継続して10days週案が活用されていきました。
 
 研修内容​ ​ 
 
ワークシート


 

1月      生活発表会~これだけはおさえたい、を考える~

 11月の音楽祭では、人間関係や意欲、自信等の育ちを重点的に考えてきた先生たち(遊びからつなげたい、という気持ちを持つようになった先生たちにとっては、認知的な活動よりも、非認知的な育ちに重きをおいてしまいがちになるようでした)。一方で、技術面や文化面の育ちは不十分かもしれないことが12月の振り返りでわかってきました。そこで、1月の生活発表会に向けて、これだけは押さえたい育ち、を共通理解するための研修を行いました。

 

 研修内容​ ​ ​ 
 
ワークシート


3月  遊びの歳時記を作ろう~遊びを中心とした保育のカリキュラム作りに役立つ1年間の振り返り~

 遊び中心の保育に切り替えてきた先生たち。来年度の室内・外遊びのバランス、どの時期にどんな遊びを経験させたら必要な経験が保障されるのだろう。つまり、カリキュラムをどう作り見直したらいいだろう。1年間の遊びを振り返り、援助の反省や、自然や地域文化と結びついた1年間の子どもの姿の傾向をみつめるための研修を行いました。


 研修内容​ ​ ​ ​ 
 
ワークシート(A3で印刷してください)

​②2021年度

6月 遊びを豊かにするために~幼児理解から環境構成を考える~(2年目研修) 

 子どもと保育者との相互作用で遊びが発展するようになってきた2020年度を経て、新人教育等、新たに園に関わる保育者に、保育観・子ども観を引き継ぐ必要が生まれてきました。第一世代の先生方が、自分自身で保育方法を体得してきた経験を、言語化して新たな人に伝えることには難しさもありました。この研修は、新人保育者向けに実施されましたが、ミドルリーダー向けと考えても意義があると思います。
 こちらは、動画もあります。動画視聴を希望される方は、フォームより、ご所属、使用目的をご連絡ください。

 研修内容​ ​ ​ ​ ​ 
​ 
ワークシート

動画視聴申し込みフォーム

ありがとうございます。

追ってご連絡させていただきます。

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